代表メッセージ

当社は1970年、愛知県豊田市にて工場設備の清掃業として設立し、その後は業務と会社の規模を拡大してまいりました。現在では、日本で唯一の「ウォータージェットレンタル業」として、ひとりでも多くのお客様に寄り添い、またお役に立てるよう、日々精進を続けています。
私は2022年11月に代表取締役の任を受けましたが、この「顧客に寄り添う」という信念は、先代のころから変わらず掲げてきました。私たちが大切にしているのは、機械のレンタルというサービスを提供することだけでなく、その先にある「現場の稼働」を創造することだからです。
その思いを受け継ぎつつ、私たちはさらに「主体性」という新たな個性を作り上げていきたいと思っています。社員一人ひとりが主体性を持つことで、人も会社も成長し、新たな挑戦をすることができる。今はそんなフェーズを迎えていると思っています。

「アマノ機工で働くために必要なことは？」と聞かれたとき、私は迷わず「やる気と行動力」であると答えます。なぜなら、やる気があれば行動ができるからです。そして、行動すれば知識が増える。知識が増えれば技能が上がる。技能が上がれば成長できる。つまり、人として、会社としての成長の原点は、やる気と行動力だと言っても過言ではないのです。当社では、どんなことでも恐れずに、やる気を持って臨んでほしいと思います。
そのための職場の環境づくりは、先輩たちにお任せください。風通しがよくアットホームな会社なので、疑問に思ったことや挑戦してみたいことなどは気軽に話せるはずですよ。
「やる気と行動力」が必要ではありますが、実はさらにその下に、もっと大切にしてほしいことがあります。それは「他者への思いやりと関心を持つこと」です。社内外問わず、自分と関わる全ての人に思いやりと関心を持って接することで、相手と同じ方向を向くことができます。その環境を基本として、ご自身のやる気と行動力を存分に発揮してもらいたいと思っています。

新たに人材を採用するとき、以前の私だったら「就職は結婚と同じです。人生においてたった一度の機会ですから、相手をしっかり見極めて選びましょう」と言っていたでしょう。もちろん、会社としては長く一緒に働いてもらいたい思いはあります。しかし今の私は「まずは3年だけ一緒に頑張りましょう」と言うようにしています。
言ってみれば、社員にとって会社は畑です。会社は、植物がのびのびと育ちやすい環境を整備することはできますが、そこへ種を蒔くのも、水や肥料をあげるのも、実をつけるのも社員であるあなたなのです。
そして当然、芽も実もすぐには育ちません。この会社で本当に自分のやりたいことができるのか？自分にはどんなスキルが身につくのか？それを問いかけ続け、そして3年かけて見つけてみてほしいのです。そして3年後、胸を張って「アマノ機工で働き続けたい」と言えるような、またその結果、会社からも必要とされるような人材でいてくれることを願っています。3年かけて、まずは会社という畑で自分らしさを育ててみてください。

従業員の幸せと会社の利益を両立させることが、私のやるべき仕事です。そのためには、社員一人ひとりが主体性を持って行動し、人と会社を成長させていくことが重要だと思っています。群を外れ、魚を求めて未知の領域へ勇敢に挑んでいく「ファーストペンギン」のように、高いモチベーションで仕事に取り組んでいきましょう。